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小林歯科新聞vol.58
春ですね。
前回の続きで24節気、72候で言うと、啓蟄(けいちつ)3/5〜3/19 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)3/15〜3/19です。
これは、厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり羽ばたく頃という意味だそう。

今、まさに娘が中学校の卒業を迎えます。
小学校から女子校で御世話になり、高校もそのまま続けて通わせて頂くつもりでした。
しかし大きく方向転換。決断したのは昨年11月末。
今の学校は凄く勉強に力を入れている学校だけあって、課題が多く、こなすのが大変な3年間だった為、自分のペースや、勉強方法を自分で考えて取り組みたいと、娘が決断しました。
学校の先生は猛反対。連日先生達と話し合い、入試1ヶ月前に先生達は「応援します!!」と言って下さいました。

そして卒業式の答辞を任せて頂ける事になりました。
通常、出て行く立場の人にこのような大役を任せて頂ける事は無いだろうと思っていましたので、本当に感謝の気持ちで胸が一杯になりました。
周囲の人達の支えや応援があって、今の自分がある事、そして、頑張れる事を答辞を書きながら娘は強く実感したようです。
卒業というと入学と比べ、お別れという事で寂しい気持ちになりますが、こうして自分の今までを振り返る卒業の節目というのは、人の成長にとって凄く大切な事だなと思いました。

武田鉄矢じゃないですけど、
「人という字は人と人とが支え合って、人の間で人間になる。」
人という字には諸説ありますが、この意味が私は好きですね。
学校があるから学べるし、生徒がいるから教えられます。
歯医者があるから歯を治せるし、患者さんがいるから歯医者が成り立つ。
ご飯を作ってくれるから食べれるし、作る相手がいるから腕を振るう事が出来る。
何事も相互関係があるんですよね。
だから持ちつ、持たれつ、皆誰でも誰かの御世話になって生きている。
何でも当たり前と思う気持ちはいけないなと改めて思いました。

きっと皆さんの子供さんや、お孫さんでも卒業を迎える方がいらっしゃる事でしょう。
おめでとうございます!!
麗らかな春の光の中へ、大きな希望を持って、いきいきと羽ばたいて下さい。
 
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