大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.25●

3月です。黄砂に花粉、PM2.5ですか…。
海外旅行も経験がなく、出不精の私は旭区から出る事もほぼありません。
なので、外国と言ってもピンとくることはありませんが、中国の大気汚染が日本にまでと思うと、世界はやっぱり繋がっているんだなと思います。

あの大震災から2年が経ちました。
このところ毎日泣いています。
TVでは連日2年前のあの時の映像、まだ子供さんを探し続ける親の姿、復興に向かって頑張っている人達の姿が映し出されています。
今朝の番組では、うちの娘と同じ位の娘さんを亡くされたお母さんのお話しがありましたが、ご遺体が真っ黒焦げで見た目にはうちの娘と分からなかったと言われていました。

たまたま大阪に住んでいたから、震災もなく日常に何の変化もありません。
たまたま東北のあの地域に住んでいたから巻き込まれた人達。
助かった人、助からなかった人…。
人生、一体何に違いがあるのでしょう。

命が短いから、長いから幸せ、不幸せとは限らないといいますが、やはり幼くして亡くなるというのは、親としてはたまらない気持になります。
震災以来、娘にも「この生活が当たり前と思ったらあかんよ。毎日こうやってご飯食べて家族が過ごせること大切にしよね。」と言いますが、何の役にも立ててない私が生きてて、あんなに沢山の人のお役に立てた人が亡くなるのは何故なんだと自分を責めたりします。
だからと言って何も出来ない自分に無力感を感じ、心に波風が立つだけで、本当に空っぽだなと思います。

東北の人達の心が少しでも早く癒されますように。
毎日必ず祈るようにします。
絶対に毎日祈ると決まました。
東北まで祈りが届きますように。