大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.5●

毎日暑い日が続きますね。
しかし、CMでも流れていますが、関西電力より一般家庭でも15%の節電をお願いされています。
エアコンが一番電力を使うので、できるだけ昼間は使わないで！とか、設定温度高めに！と言われてますね。
でも熱中症で倒れてしまっては、元も子もないので皆さん気を付けて下さい。
うちはマンションの1Fで陽当たりが悪く、（なんか微妙な書き方ですね）、夏は涼しく、冬はとっても寒いです。（良くも聞こえませんか・・・）
だから電気代は夏でも安いです！
次に電力を使うのが冷蔵庫みたいですね。
詰め込み過ぎない！できるだけ開閉しない！
設定は高から中へ！
普段どれだけ電気に頼った生活をしているのか。
振り返るのに良い機会なのかも知れません。

当医院では、特別、節電をさせてもらっていません。
それは治療に専念する為であり、患者さんの治療に差し支えてはいけないと思っての事です。
暑くてイライラしながらの治療で良い仕事ができる訳がありません。
ですので、「先生！！エアコン冷え過ぎとちゃうの？」とは言わないであげて下さい。ごめんなさい。

話は変わりますが、私はドキュメンタリーが大好きです。
嘘、偽りのない本当の姿に心が動かされます。
ソロモン流や、情熱大陸、NNNドキュメント、テレメンタリー毎週欠かさず観ています。
それを見て涙を流したり、怒りが込み上げてきたり、頑張るぞって気持ちになったり・・・。
そこで取り上げられているテーマや人、置かれた環境は全て違いますが、皆、日々を一生懸命生きていて、たくさんのドラマがあるんです。
そう考えると擦れ違う人、皆それぞれにドラマがあって、いくつもの考えや生き方があるんだろうなぁと思ったりします。
もっともっと見たり聞いたりしてみたいなぁ。
皆さんのドラマを。
人は自分が経験してみないと、なかなか相手の気持ちや痛みが分からなかったり、共感できないのかもしれません。
でもやらないよりやった方が。見せないより見せた方が。訴えないより訴えた方が。例えわずかな人の心でも動く可能性があるならどんどんやった方が良いと思うんです。

震災の時、CMでACの「こだまでしょうか・・・」とか、妊婦さんに席を譲れなかった高校生が、階段を登るおばあさんの手を引くといったCMが毎日毎日流れました。
あれ、不快に思った方も沢山いたようで、苦情も多数あったそうです。
でも、その反面、老人に席を譲る学生が増えたり、金子みすずさんの本も沢山売れたそうですね。
考え方は人それぞれで、苦情までいくのか・・・と少し悲しい気持ちにもなりましたが、何が正しいとかではなく、あのシンプルなCMで、日々の行いを考えるきっかけになった人も多数いたと思うんですよね、
人に何かを伝える時って、皆同じ考えではないので上手く伝えるのって難しいですよね。
でも、分かって欲しい気持ち、伝えたい気持ちって誰しもあると思うし、反対される事を怖れて伝えないのは良くないんじゃないかと思います。

この新聞も5回目となります。
始めたきっかけは東日本大震災なのですが、ただ歯医者という繋がりではなく、心の繋がりを持ちたい！と思ったのです。
何の役にも立たないのかも知れない。
批判もあるかも・・・。
そう思いましたが、嬉しい感想を言って頂けたりと嬉しい気持ちと共に、自分自身書いた事に責任を持たなければ！！とも思っています。
読んで下さった方に「そうそう！！」とか、「それは違う」とか、意見を言って頂ければ・・・と思います。
色んな事に無関心にならずに生きていきたいです。

お手洗いに便座除菌クリーナーを設置しました。
患者さんの目線に立って、どうして欲しいかを考えて行きたいと思っていますので、ご意見があれば教えて下さいね。